なぜQWERTY配列が生まれたのか

QWERTY配列に対する誤解 | yasuokaの日記 | スラド

「印字棒がからむからキー配列を変えた」などというのは、根も葉もないデタラメだ。

Dvorak配列の宣伝映画 | yasuokaの日記 | スラド

『Sholes & Glidden Model』をもとに「使用頻度の高い文字どうしの活字棒が離れて配置されるように、SholesはQWERTY配列を作ったのだ」などと言ったところで、それは歴史的経緯を全く知らないヤカラの当てずっぽうに過ぎないし、実際の使用頻度とも全く合っていない。
もちろん、この宣伝映画が示すように、Dvorak配列はQWERTY配列に比べれば、それなりに「打ちやすい」配列なのだろう。しかし、いくらDvorak配列の方がいい(と思ってる)からって、QWERTY配列に対するガセネタを広めてまで、Dvorak配列を宣伝するのは卑怯なんじゃないか、と思うのである。

初期のタイプライターの持つ欠点 | yasuokaの日記 | スラド

もし私がこの設問に対して答えるなら、回答はたとえば以下のようになる。

  1. 19世紀のタイプライターでは、印字が紙の裏側におこなわれるため、打っている最中の文章を見ることができなかった。
  2. QWERTYレイアウトは、単語の打ち間違いを少しでも減らすために、キーボードを目で見た際に文字が探しやすいように設計されていた。
  3. monopoly (市場の独占)。

大変興味深い指摘。yasuokaさんのライフワーク。